冬Winter
厳寒の冬―
木々の葉が落ち、侘び寂びを感じることができる日本庭園。厳しい寒さに耐え忍ぶ松の姿や梅の香りも冬ならではの楽しみです。
大仙公園日本庭園は、昭和64年の堺市制100周年記念事業として昭和60年から昭和63年にかけて作庭され、平成元年3月に開園しました。古い歴史と新しい文化の融合を目指す庭園の中に、日本の文化や伝統を継承し、新しい文化、教養施設として多くの方に来園・利用していただける文化創造の中心として大仙公園日本庭園として位置付けられています。
大仙公園日本庭園は、「水の流れに堺市の進歩と時の流れを超えて、さらに飛躍しようとする歴史的・国際的都市・緑の近代的都市を象徴させる」ことを設計意図としています。このため、その景観構成は多くの来園者が回遊できる「築山林泉回遊式庭園」と呼ばれる様式とし、自然の風景要素を人工の山、滝、流、池で表現しています。
築山林泉
回遊式
回遊式
大仙公園日本庭園では小道や橋、あづまやなどの施設から四季折々の景色がお楽しみいただけます。花々はもちろん水の流れや風にゆれる葉の香りなど五感で季節の織りなす様々な表情を感じていただけます。